これがタイの伝統的な炭やき窯だ。特徴は何と言ってもこのとんがり帽子の形だね。この形で窯を作るととても作りやすいし,なかなかこわれにくいんだ。ただ,熱が帽子のてっぺんから逃げて行きやすいから,たくさん火を焚かなきゃいけない。つまりたくさん焚き木がいる,という欠点はあるけどね。この大きさの窯でも4,5日は火を焚かなきゃいけないんだ。ただ,タイは森林がとても少なくなってしまったので,木をきることが禁止されてるんだ。だから炭をやく人も今は少なくて、この窯から煙が上がるのを見ることもあまりないんだけど、実は日本人にも大人気のタイすき(香辛料をたっぷり使ったシーフードのしゃぶしゃぶみたいなもの)も、昔は炭で温めて調理してたんだよ。今ではガスが多くなってしまったけどね。タイに森林が戻って昔のように炭やきの煙がいたる所で見られるようになることを期待しよう。それと炭で調理したおいしいタイすきの復活もね。
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【写真2】